制作過程晒し
翔烈帝劉備ガンダムを作ってみる



以前、web拍手で「制作講座を開いてください」的な意見があったので、
自分の作業過程のおさらい、あと使っている道具などの紹介程度に紹介してみようと思います。
まぁ、ほんとの初心者に向けての説明もかねて。


生贄は翔烈帝・劉備ガンダム。制作記間2009.10.17〜現在続行中


*・*・*




一日目・パチ組み



説明書読みながらパチ組みます。ぶっちゃけ説明不要

BB戦士ですから構造自体は単純ですが、改造を念頭に置く場合、どこにパテを盛るか、とか、どこを改造するか、などを脳内で構想するのもふまえてパチ組みます。
このときの「作業手順を考える」「構想を練る」のが一番楽しい気が。





道具布教

スタンド名 ― タミヤの薄刃ニッパー。

性能・・・A 値段・・・C コストパフォーマンス・・・A
大きさ・・・C 入手しやすさ・・・C 必須度・・・B

2520円もしますがガンプラを長年作ろうと思ったらこれだけ綺麗に切れるニッパーはないんじゃないでしょうか。いつのまにやらウン年使い続けてる。
近年のBB戦士にありがちなタッチゲート方式のランナーゲートも綺麗に切れるので便利。

A・・・超スゴイ  B・・・スゴイ   C・・・普通   D・・・微妙   E・・・う〜ん







2009/10/29追記



パチ組みの際、接続ピンをニッパーで斜めにカットしておくと、組んだ後バラすのが楽チン
(接着するパーツだけね)



*・*・*




二日目・接着


二つのパーツを「貼り合わせる」系の部品を接着します

接着に使用するのはプラスチックモデル用の接着剤。





スタンド名―Mr.セメント


性能・・・C 値段・・・A コストパフォーマンス・・・A
大きさ・・・A 入手しやすさ・・・B 必須度・・・A

いわずとしれたプラスチックモデル用(スチロール樹脂系)接着剤。
貼り合わせるプラスチックとプラスチックの接着部分同士を溶かして、「溶接」する感覚で接着します
ですからプラスチックとプラスチック以外の物は接着できませぬー あしからずー


A・・・超スゴイ  B・・・スゴイ   C・・・普通   D・・・微妙   E・・・う〜ん




スタンド名―Mr.セメント・リモネン系


性能・・・C 値段・・・A コストパフォーマンス・・・A
大きさ・・・A 入手しやすさ・・・B 必須度・・・B

リモネン系、というシンナー臭さの無いプラスチックモデル用接着剤。流し込みタイプ。
個人的な感覚ですが流し込みのほうが乾燥が早いような気がします。
前者のMr.セメントだと乾燥に三日ほどかかるので・・・
ガッチリ接着したいときは通常のセメント、作業スピード重視のときはこっちのほうを使っている感じ


A・・・超スゴイ  B・・・スゴイ   C・・・普通   D・・・微妙   E・・・う〜ん







接着。とりあえずMr.セメント通常版で説明
 
貼り合わせる箇所のフチの部分にたっぷり塗りつける。(ピンクの線の部分に塗る感じ)
貼り合わせるパーツの両側共に、二回ほど塗ったくると安心。


塗って数十秒待つとプラが接着剤で溶けてくるので、頃合を見て

貼り合わせる。



接着剤で溶けたプラが接着面から「ムニュ」ってはみ出すといい感じ

乾燥後、このはみ出した部分を紙やすりなどで削り落として「合わせ目」を消すのがいわゆる「合わせ目消し」という技術




というわけで大方「二つの部品を貼り合わせる」系のパーツ(胴体とか、頭とか、腰とか肩とか)を接着したら三日ほどほっときます
クリップなどでガッチリ固定しておくと吉



*・*・*


3日目・メッキ落とし



メッキの上からだと加工したり塗装したりするのが困難なのででメッキを落とします

タッパーにシンナー入れてメッキパーツを全部ドボン


スタンド名―ガイアカラー薄め液(特大)


性能・・・C 値段・・・C コストパフォーマンス・・・C
大きさ・・・D 入手しやすさ・・・D 必須度・・・C

ガイアカラー系の薄め液(シンナー)
ラッカー系なのでくさいです
普段の塗装のガイアカラーを薄めるのに使っています。今回はメッキの上のクリヤーカラーを落すのに使用


A・・・超スゴイ  B・・・スゴイ   C・・・普通   D・・・微妙   E・・・う〜ん





ちょっともったいないですがひたるくらいまで薄め液を入れて筆でジャブジャブ洗う感じ。
ゴールドのメッキといってもシルバーメッキの上にクリヤーのイエローが乗っているだけなのでそのクリヤーイエローの塗装をまず落してやります。
みるみるうちにシルバーメッキになっていく様子が楽しい。




クリヤーイエローの塗装の層が溶けて、シルバーメッキの地が出た状態。
このままでもクリヤーカラーの各色を塗ってフルカラーメッキっぽく塗装したりも楽しいかと




取り出しましたはキッチンハイター(食器用漂白剤)



適当に水で薄めて(画像のはパーツが浸るくらいの水にハイターをキャップ二杯くらい)ほうっておく。

※注意 漂白剤は塩素系なので毒性と腐食性を持つので取り扱いには注意してください
目に入ったりしたらやばいからね!! 皮膚の弱い人も注意!! あと酸性の液体と混ぜるなよ!!



15分ほど経過するとメッキが剥がれてくる


あらかたメッキが落ちたら台所でパーツを水洗いします。
水洗いしたら自然乾燥。


メッキが落ちました。これで加工したり接着したり塗装したりできます




*・*・*




四日目・パテによる肉抜き穴埋め

接着を待っている間にできることはすませておきます。
とりあえず最近の三国伝作品では必ず行っているエポキシパテでの肉抜き穴埋めを紹介。


スタンド名―ミリプット・エポキシパテ(wave)


性能・・・C 値段・・・C コストパフォーマンス・・・B
大きさ・・・C 入手しやすさ・・・D 必須度・・・C

waveから出ているエポキシパテ。750円で113.4グラム入り。
グラム単価が安いのが素敵(1グラムあたり7円)
二〜三時間で硬化します。

個人的な使い勝手だと軽量タイプのほうが好みなんですが、
肉抜き穴埋め程度だとこちらで十分といった感じ。


A・・・超スゴイ  B・・・スゴイ   C・・・普通   D・・・微妙   E・・・う〜ん






開けると二種類の粘土状のものが入ってます。(A剤・B剤)
これらを同じ量混ぜることによって硬化しはじめます




ボロイはさみで使いたい量を切り出し



大体同じ分量を手でこねて混ぜ合わせます







練り練り


このとき、A剤、B剤がちゃんと混ざり合ってないと硬化不良を起こすので(一部だけ硬化したりする)
根気良く均一な色になるまで混ぜ合わせます。マーブル状に混ざり合ってる程度だとダメ。




混ぜ合わせた状態





つまようじで肉抜き穴に埋め込む




龍輝宝の前足、後足の肉抜き穴にパテを盛りつけた状態。


だいたいここまでの作業を、なるべく手早く行います。パテが乾燥してしまうからねー
自分はパテを練り始めてから30分程度を目安に作業を行ってます。


同じような塩梅で足の裏、ふくらはぎの裏側、下腕の裏側、握りこぶしの裏などをパテ盛り。




余ったパテは次に作るであろう作品の足の裏にでも詰め込んでおく



次は大嫌いな表面処理作業・・・・・



続く



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