■3、リサーチ(1)                                オープニングに戻る



GM:というわけで、合宿日当日。君たちは早朝に集合し新潟を出発したわけだ。
   今は高速バスに揺られているといったところ。


レグナ:ところで、合宿所ってどこなんスか?


GM:富山。


散:富山かよwwww


GM:いや、地元愛精神ってやつだよ。向かってるのは富山県の立山町ってところ。
   新潟からは高速道路で3〜4時間、といったところか。


ミズホ:やけにリアルな時間だなwwww


GM:まぁ、実体験だからな。(笑)で、その立山町だが、観光地というわけではなく、ぶっちゃけ山の中。
   ちなみに豪雪地帯で、君たちの合宿地は周りにコンビニすらない、ちょっと歩くと林ばかりの登山客の多い民宿街、といったところか。


ひと!でりあん:ふむふむ。

GM:で、昼前には宿につき、チェックインを済ませた・・・といったところからはじめようか。
   あ、どうせだから宿の規模をダイスで決めよう。代表者1D6振って。 
   1,2がでたらボロ民宿。3,4が出たら旅館。5.6だと高級ホテル。


散:よし私が振るわ!!まかせなさい!!(ダイスを振る)
  6。

GM:ゲッ・・・・・ダイス目いいな(苦笑)。一行の宿は高級ホテルだ。


散:ふっ・・・・感謝しなさい、あなたたち。部長である私のおかげよ!!


ゴロー:わー 部長カッコイー(棒読み)

ひと!でりあん:さいこー(棒読み)


GM:と、そこで顧問の鴉川が。
  「よし、星の観測会の夜までは自由行動だ。各自好きにこのへんをまわって見てもかまわんぞー」
  と。


ミズホ:まわりに何かあんの?この土地の周辺。


GM:ちょっと歩けば宿の裏には林道が。あとは民宿街のほうには温泉とか。


ミズホ:「じゃあ、ちょっとまわりを散策してみましょうか?」とみんなを誘ってみる。


散:いくいくー

ひと!でりあん:俺も俺も!!

レグナ:散策をすること、それこそがお宝を見つけるための・・・(キリッ)


GM:全員だな。んでは・・・・・宿のすぐ裏にある林道を10分ほど歩くと・・・・
   じゃ、ここで各自知覚力ジャッジ。目標値は12。


散:成功。

ミズホ:私も成功。

ひと!でりあん:全員成功っすね。


GM:じゃあ、全員は林道の奥に古びれた小さな神社があるのを発見する。
   鳥居の額束には「伊津能売(いづのめ)神社」と書かれている。


ひと!でりあん:なんだか曰く有りげな感じですね。もしかして俺の夢と何か関連性が・・・・


GM:神社の境内では、君たちと同じくらいの年頃の巫女さんが箒を手に掃除してるね。ぶっちゃけ、暇そうな感じ。



君たちの姿を確認すると、向こうから話しかけてくるぞ。
「参拝客の方ですか?」


ミズホ:他の連中に相手させるのも不安なので。「こんにちは。観光ついで・・・って感じね。」
     ミズホは吸血鬼だから神道にはあまり興味がない、みたいな感じで。


GM:んじゃ、巫女さんは「この神社の神様はめずらしい神様なので是非参拝していってください!!」と親しげに話しかけてくる。


ミズホ:この神社の云われなんかはあるのかしら。ルーツというか。


GM:おっ。よくぞ聞いてくれました。巫女さんが説明してくれるぞ。
  「当神社は、伊津能売(いづのめ)神社といいます。神代の昔、人の世に、人の心に災いをもたらした神、
   禍津日(まがつひ)の神を封じたとされる、
   伊津能売之命(イヅノメノミコト)と大直日之神(オオナホヒ)の二柱の神を祀っています。」
  

ひと!でりあん:おお〜なんだかそれっぽい云われがあるんですな。


GM:あと、巫女さんは「この林道の向こうにはオオナホヒ様の使われた、と言われる神剣を祀った祠がありますよー。」と説明を続けるぞ。





ゴロー:私は聖職者なので日本の神道には興味がありませんねェ・・・・・(すごくいやらしい声で)



お前なんか最初とキャラ変わってないか?


ミズホ:(笑)。私も、「へぇ・・・・そんな云われが・・・・」といった感じであまり興味のない感じで。


GM:んでは、ひと!でりあんだけ神剣の説明を聞いたところで先日の夢が脳裏にフラッシュバックするぞ。


ひと!でりあん:!!!!!????  (急にシリアスな顔で)なんだ今の感覚は?



一同爆笑。



GM:・・・ひと!でりあん、君は明らかにこの神社を知っている。
   過去に、いや、前世でこの土地を訪れたことがあるかのような懐かしい感覚を感じるわけだ。


ひと!でりあん:ということは、この巫女さんは俺の運命の人というわけですね。


GM:えっ


ひと!でりあん:巫女さんの手をとり、「君が、俺の運命の人・・・・・」と見つめ合います。


GM:笑。・・・・さすがにそれは引く(笑)。 「え〜・・・・えーと、あはは・・・・・」
   といった感じで巫女さんはひと!でりあんをヤバイ人を見る目で警戒してます。


ひと!でりあん:そんな!!


GM:サッ、と ひと!でりあんから離れて、あと、「由緒あるお守りも売ってますよ〜」っと。


ひと!でりあん:買います。


ミズホ:お守りはどんなのがあるの?


GM:「交通安全、家内安全、安産祈願から受験お守りまで大・中・小と揃っていますよ〜。
    ちなみに初穂料は小500円、中800円、大1000円となっております」

散:お守り大をひとついただくわ。

レグナ:大を三つ。

肉郎:では僕はお守り大を4個。


ひと!でりあん:おまもり大を10個買います。



・・・そんなに必要か?


ミズホ:私はそれほど興味なさ気なので買わない。

ゴロー:同じく。あと聖職者ですし。




*・*・*



GM:・・・・・と、君らがワイワイと自由行動してる中、そろそろ日も暮れてくる。
   夜の観測会に備えて、宿に戻って夕食、風呂をすませたほうがいいんじゃないかな、といった時間帯だね。


散:そろそろお腹がすいてきましたわ。

肉郎:夕飯ってなんなんスか?肉ですか?焼肉ですか?

レグナ:お前は黙ってろ脳筋。


GM:宿が高級ホテルなので、夕食は超豪華な懐石料理だね。豪勢な刺身の盛り合わせや鍋なんかが出てくる。


ひと!でりあん:これも部長の出資のおかげなんですね?

散:私に感謝して食べなさい。

ひと!でりあん:うわ、うぜぇ。

ミズホ:美味しいです部長(棒読み)


GM:夕飯が過ぎたら風呂だな。ホテルには大浴場があって・・・・女性キャラには唯一のサービスシーンがあるわけだが・・・


散:触りあいっこしたり比べっこしたりするんだね!!

ミズホ:シナリオに関係ないシーンなら飛ばそう。


謙虚な進行役がいた


*・*・*



GM:しょうがない。夜の観測会にまでシーンをすっとばすぞ。君たちは宿からそれほど遠くない、
   星が雄大に眺められる場所で望遠鏡や観測道具を出して準備をしているところだ。
   時間的にもう少しで、予定の月と金星、北極星が大三角を描く、といったところ。
   嫌々ながらも合宿に来ていた者たちの期待も心なしか高まる・・・・と言った場面だ。


散:あと数分ですわ。


ミズホ:じゃあ、声は出さずに今か今かと期待する。


GM:では、一行が待ちに待った、空に美しい星の大三角が描かれた瞬間だ。
   空が真っ赤に染まった。


散:!?


ミズホ:部長、これは!?


GM:ちなみにイノセントのひと!でりあんには何が起こったのかさっぱり理解できない。

ひと!でりあん:え!?なに!?何が起こったの?なんなの??


GM:空にはいつもより何倍にも膨れ上がった金星と北極星。
   そして血のように真っ赤に染まった巨大な三日月。それは二つの瞳と・・・・・真っ赤な口のようにも見えた。
   こう、ちょうど笑顔を形成するかのような(ハンドジェスチャーで説明)


空に赤い月・・・・それが立ち上るとき。
それはウィザードの敵である、侵魔・・・・『エミュレイター』が出現する前兆である。


GM:その場にいる君たちには聞こえるぞ。お昼に行った神社から「ドゴォォォン・・・・」と爆音が鳴り響く。


レグナ:これは嫌な予感!!

ミズホ:巫女さんが心配だからすぐに神社に向かう!!

散:行くわよ!!輝明学園天文部!!全員出動よ!!


散さんがちゃんと部長しててスゴイ。
SOS団団長みたい。



ひと!でりあん:えっ?なになに?なんなの?
           空なんか赤くね?月も赤くね?





そして一人状況を理解しきれていない、ひと!でりあん





■リサーチ2に続く


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