大江山



関西旅行三日目。2008/08/16.



早朝に起床、綾部から福知山に行き、
福知山から北近畿タンゴ鉄道で大江山口内宮に向かう。




大江山口内宮で下車。
バスを待つ。





行かれる方は参考に、ということでバス時間








 
大江山は日本三大妖怪の一人、「酒呑童子」が住んでいたという山。
ちなみに酒呑童子の幼名が「伊吹童子」。

東方萃夢想のラスボス、伊吹萃香のモチーフですね。




鳥山石燕の画図百鬼夜行の酒呑童子。


「御伽草子」では、鬼神と恐れられる伊吹の弥三郎と、近江の大野木の娘の子で、
鬼子として恐れられ伊吹山に捨てられ、 伊吹大明神の庇護下で育って術などを覚えるが、乱暴者に育ったため伊吹山を追放される。
やむを得ず比叡山に行くが、仏僧と山王権現の力に敗れたため、逃げた先の大江山に岩屋を立て棲み付く。
後、酒呑童子と呼ばれ畏れられるようになる。







龍宮のような御殿に棲み、数多くの鬼達を部下にしていたとか。










 
駅前に何もなくてびびる。マジで山の中としか表現できない

ここで天気予報が降水確率20%→50%だったことを思い出し、雨具を買わなかったことを後悔
弁当やら水分やら雨具やら、コンビニで必要なものはここに来る以前に買っておくべきですマジで





バス(というか、来たのはワゴンだったが)に乗って数分、大江山の家へ。
運転手との会話で


「クマ出ますかね?」

と聞いたら


「余裕で出ますね、あとシカとかイノシシも出ますね」


と即答されて帰りたくなる






ここから山登り開始




  
やべえ、なごむ










 
気分は源頼光!!



 










しばらくは道路を歩いているだけなので比較的楽






最初はこんな気分でした




脳内でも「華のさかづき大江山」が流れる









酒呑童子の里の門が見えてきた




















雲が綺麗
登山するにはいい天気なんだけど、暑くて死にそう。
一時間も歩かないうちに背中が汗でずぶぬれに





鬼のモニュメントが見えてきた






鬼じゃ、鬼がいる







これが見れただけでもう満足度80%。







ウルトラマンのデザインを担当したアートディレクター成田亨氏の製作。

鬼の大将の酒呑童子、副将の茨木童子、四天王の星熊童子の名が。






  
東方地霊殿では萃香と勇儀が鬼の四天王ということが判明。
勇儀の苗字が酒呑童子の配下の四天王の一人、星熊童子と同じ名前。




今後の作品で四天王の残りの二人が出てきたりするんでしょうか。
それぞれが「四天王奥義」を持ってたりするんですかねえ。

候補として出てきそうなモチーフは酒呑童子の副将の「茨木童子」、残りの四天王に「虎熊童子」「熊童子」「金童子」がいますけど。



 
一本角が星熊童子と予想。二本角のが茨木童子かな?




京都市の方向を指差す酒呑童子。一番ガタイがいい。















酒呑童子の指差す方向を見下ろす―
伝説上の彼らもこうやって山の上から下界を見たのだろうか











登山はまだ続く・・・が


















何も考えずに道路を歩いていたら



























詰んだ \(^o^)/



あれ?行き止まりだし
つか、ちゃんと登山用の地図買っておくべきでした   引き返すの超めんどい








なんとか山道を発見





ひたすら歩く





 
空に癒されるけど






頂上が遠すぎるので









引き返しましたとさ(ヘタレ








正直アレやね、ちゃんと登山用の準備してくるべきだったね。
水分が尽きた時点で登る気力が失せたわ!!

日頃の運動不足を痛感しました







頂上が遠くなっていく・・・いつかリベンジすることがあるだろうか;




僕と一緒に山に登ってくれる友人を募集中(半分冗談半分本気
できれば酒を呑める人がいいな






往復5時間半くらいかかるらしいですが。
本で数字で距離数や時間を見るのと、実際に山のぼりを体感するのって違うわ





 
なんか脱落した自分を嘲笑ってるように見える
「えー マジ 途中下山? キモーイ」

うっさい だまれ しね!!
















そんなこんなで

大江山、初登山・・・・敗北






次があったらもっとがんばるよ!!夏以外に!!








そうそう、大江山の頂上は雲海の名所だそうな。明け方に登ると見れるのかなー




つづく




もどる。

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