諏訪二回目
2008/6/14、ながたさんと行って来た諏訪までの道中ー。
入善〜糸魚川までを高速道路、糸魚川から松本まで姫川にそって下道で・・・
古事記には、糸魚川市付近を治めていた豪族の娘、奴奈川姫(ぬながわひめ)に
大国主命(おおくにぬしのみこと)が出雲から求婚しに来たという神話が残されている。
この奴奈川姫が『姫川』の名の由来とされる。
奴奈川姫は八坂神奈子のモデルとなった建御名方神(たけみなかたのかみ)の母親。
建御名方神もこの糸魚川から姫川にそってのルートで諏訪入りしたとか。
ちなみに姫川の別名が『厭い川』(いといがわ)。
姫川は氾濫を繰り返すことから厭われて、厭い川(いといがわ)と呼ばれた。
翡翠の産地でもある。
川の写真をゆっくり撮ればよかった
富山を走っていたときは曇っていたのに、晴れてきてテンションもあがる
山すげー
日本アルプスー
松本から高速に乗り、なんとか諏訪に到着。
まず下社秋宮から。
前回撮ったものも違う角度から撮ったりしてみる
ちょうど次の日が八坂社祭だったり
根入りの杉
前回は七五三の時期に来てしまったから人が多かったけど、今回は人が少なかったので写真に綺麗におさめられて満足。
おんばしら。
奴奈川姫が祭られている子安社。
風が僅かながら吹いていて、木々のざわめきが聞こえるたびに「ああ、風の神様がいるんだなー」と感じたり
建御名方神を倒した建御雷神(たけみかづち)も祀られている。
春宮
前回も撮ったけど、結びの杉。
ここが筒粥殿(つつがゆでん)。
筒粥神事が行われる場所。
筒粥神事とは、一月中旬に行われる神事で、
44本の葦筒の束を、水2升・米5合・小豆2合を入れた神釜で炊いて、作物の豊凶を占う。
現在は世相+43種類の農作物を対象にしているため44本だが、時代によって対象作物と筒の数が違った。
この占いの正確さは諏訪大社下社の七不思議の1つとされ「五穀の筒粥」と呼ばれる。
ちなみに五穀とは古事記だと稲・麦・粟・大豆・小豆。
日本書紀だと稲・麦・粟・稗・豆。
諏訪湖のまわりをぐるっとまわって守矢史料館を見学し、(別ページ)
上社に向かう。
上社前宮。
説明読んで想像してみましたが、発狂しそう。
水眼の清流。
なぜか自分が飲んだ後、老人夫婦二人組がポリタンクに大量に入れてました。
そんなに健康にいいのか?
上社本宮。
目処梃子(めどでこ)。
目処梃子とは写真のV字の大きな木。
御柱祭の際、御柱にツノのように付けて、メドデコの上に左右ともに数人の人が乗る。
そして御柱を運ぶ際に、メドデコに乗った若者たちが御柱を左右に揺らすのだそうだ。
神奈子のスペカのV字に迫ってくる赤弾がそれっぽい。
諏訪七石の一つ、『御沓石』。
七石とは諏訪の各地にある度肝を抜かれるような巨石や、神秘的な伝説をもつ石。
七木もあるのだが・・・すでに存在しないものもあるので;
跡地はあるので今後観に行ってみようかな、機会があれば。
参考:建御名方の杜
まんなかのへこんだところが御諏訪さまの沓跡なのだとか。
ここで浮上する神奈子さま巨人説!!(待て
本宮には他に『硯石』もあるのだが、すごく写真がとりにくい場所にある。
そして今回も時間的な都合で天竜川と足長神社手長神社に行けず。
また行きます!!
やっぱ泊まりで計画したほうがいいかも
守矢史料館のしおりは読み物としても面白かった。
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