守矢史料館
2008/06/14 神長官守矢史料館に行ってきました。
守矢家とは諏訪の土着神である洩矢神の子孫。
神長官というのは諏訪大社の筆頭神官のことで代々守矢氏が一子相伝で努めてきたとのこと。
洩矢神から七十八代まで一子相伝の口伝で歴史を伝えてきたといわれている。
ちなみに守矢の78代目の当主の方が「早苗」さんという方だそうで。
「東風谷早苗」の名前のモチーフになっているんでしょうね。
洩矢神の子孫の関係も、
諏訪子の子孫が早苗、という設定と同じ。
史料館ですが第一印象は普通の家。
この建物が資料館
庭の奥には御頭御社宮司(おんとうミシャグチ)総社が。
小さな御柱が。
それでは資料館に入ってみる
守矢の神事の秘法は一子相伝により、真夜中、火の気のない祈祷殿の中で、「くちうつし」で伝承されたそう。
その内容は
一、ミシャグジ神祭祀法
一、冬期に竪穴の御室で行われる神事の秘法
一、『御頭祭』のときに行われる御符礼の秘法など年内神事七十五度の秘法
をはじめ、
一、大祝(おおほうり)が前宮の楓の木の下で行う即位式の秘法
一、祈祷殿で行う蟇目の神事法
一、家伝の諏訪薬なる製造法
一、守矢神長の系譜
などだそうだ。
早苗さんのスペルカード「一子相伝の弾幕」はこの一子相伝の秘法がモチーフなんでしょうね。
ちなみに『御頭祭』とは・・・
※一部グロ画像注意
(串刺しになった兎とか鹿や猪の生首の剥製が見たくない人には推奨できん)
洩矢神は狩猟神でもあるので、こういったお供え物をする祭り、だそうだ。
※現在は対外的に自粛して剥製を使っている。
画像の『脳和』(のうあえ)とは鹿の脳と肉を紙に包んで熱湯にひたして和えたもの。(いずれも模造品)
耳裂鹿。
御頭祭のさい、神前に捧げる75頭の鹿の首のなかには必ず耳が裂けたものがいて、
これは神の矛にかかったというものだとか。
剥製だとわかってはいても不気味な光景であることには変わりないよね;
守矢資料館でした。
七十八代もこれだけの歴史を伝えてきたのかー・・・・と歴史の重みを感じました。
天皇家が今の今上天皇が百二十五代であることを考えてもスゴイです。
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