横浜中華街を歩く


2008/05/24

媽祖廟と関帝廟の参拝のため中華街へ。




朱雀門から中華街へと。









中華料理屋がたくさんあって目移りしてしまう。





媽祖廟



媽祖とはおよそ千年前の北栄時代に実在した福健省・林氏の娘。
生まれて一ヶ月も泣き声をあげなかったため、『林黙娘』(リンモウニャン)と名づけられる。

小さい頃から才知に長け、10歳のころには朝晩欠かさず念仏を唱え、16歳で神から教えと銅製の札を授けられたといわれる。

神通力を駆使してむしろを用いて海を渡り、雲に乗って島を巡回し、
札の力で悪や災いをしりぞけ、病を癒す彼女を人々は『通玄の霊女』と尊敬の念をこめて呼んだそうだ。

28歳の9月9日に修行を終え、天に召されたあとも赤い衣装をまとい、海上を舞い難民を助ける姿が見られたため、
人々は廟を建て護国救民の神様として祀るようになった。

人から神となった『媽祖』は航海を守る海の神さまのみならず、
自然災害や疫病、戦争、盗賊から人々を守る女神として現在も華僑が住む各地で祀られている。




ちなみにゲーム『女神異聞録ペルソナ』のヒロインのマキちゃんの初期ペルソナ。
すみません僕はすぐにアメノウズメにペルソナチェンジしました






  





 


 


















ちなみに台湾の媽祖廟の門が同人シューティングゲーム『東方永夜抄』の輝夜のスペルカード背景だったりします。















関帝廟





関羽に会いに関帝廟へ。



おそらく説明不要でしょうが、関羽は中国の後漢末期を舞台にした『三国志』に登場する武将。

死後、その武勇、曹操が義理堅いと評した事から、後世の人間が神格化し

『三界伏魔大帝神威遠震天尊関聖帝君』

の称号を送られ、47人目の神とされた。
正式な略称は『関聖帝君』。

信義に厚い事などから、現在では商売の神として世界中の中華街で祭られている。そろばんを発明したという伝説まである。












『蒼天航路』でもちゃんと伏線があった。
























関帝廟の本殿は中央に関羽を祭り、右側に三国志演義で養子の『関平』(正史では実子)、
左側に三国志演義に登場する配下の武将『周倉』の二神をそれぞれ祭っている。


関羽は、信義や義侠心に厚い武将として名高くまた三国志演義での普浄の逸話などから、
民衆によって様々な伝承や信仰が産まれ、信仰を高め、また後の王朝によって神格化されていった。
その関羽を祭ったほこらが関帝廟の始まりである。



また、関羽は塩の密売に関わっていたとも言われ、蓄財にもたけていたと言う伝承や義に厚いと言うことは、
商売に一番必要な信用(約束を守る)をつかさどると言う意味でも取られた事から商売の神としても知られている。
そのため世界中に華僑が散らばっていったときに、商売が繁盛する様にとその居住区に関帝廟を立てた。
そのため世界中の中華街で関帝廟を見ることが出来る。
















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